『室町無頼』
“応仁の乱”前夜の京都。歴史書に一度だけ登場した実在する人物、蓮田兵衛を主人公に、腐敗した幕府倒幕と世直しのため、無頼たちと共に命を賭けて戦う時代劇アクション巨編。
大泉洋が初の本格的なアクションに挑んでいます。
東映京都撮影所の職人たちと、憧れの京都撮影所に飛び込んだ入江悠監督とが作り上げた新時代アクション・エンターテインメント!!この迫力を是非、IMAXでご覧下さい。
『港に灯がともる』
阪神・淡路大震災から今年で30年。在日コリアンとして震災の1ヶ月後に生まれた主人公のあかりは、在日の自覚は薄く、震災の記憶もなく、両親から聞く歴史も震災の話しも遠いものに感じてしまい〈家族と私〉〈国籍と私〉の間で精神を病んでしまいます。そんなあかりが一歩づつ前を向き、自分の居場所を見つけていく劇映画です。映画初主演の富田望生の演技に注目して下さい。
『敵』
筒井康隆の傑作小説「敵」を、「あんのこと」の吉田大八監督が映画化。77歳の元大学教授、渡辺儀助の淡々とした平和な日常が、ある日、書斎のパソコンの画面に《敵がやって来る》という不穏なメッセージが入ってくるようになったことで崩れはじめ、次第に現実か?夢か?分からなくなり恍惚の世界へとダイブしていきます。
前半と後半の世界観が全く違う不思議な体験を経験することができます。〈敵とは何か〉!?年齢によって捉え方が変わってくる作品だと思います。
『ブラックバード、ブラックベリー、私は私。』
東ヨーロッパ、ジョージアの小さな村に住む48歳の女性エテロ。独身生活を、自分で摘んで作るブルーベリージャムと同じぐらい愛し淡々と暮らしています。が、ある日、崖から落ち危険な目に遭ったことから死を意識するようになり、突発的に男性と肉体関係を持ち、人生が大きく変化していきます。中年の女性の”性“を正面から描いた作品です。
『アンデット/愛しき存在』
スウェーデンの作家ヨン・アイビデ・リンドウビストが2005年に発表した小説の映画化。
舞台は現代のオスロ。死者が生き返る不思議な現象が相次いで起き始めます。愛する人が甦り喜ぶ家族ですが、彼らは生前とは全く様子が違っていました。
ゾンビ映画ではありますが、今までにない視点で描かれる静かで切ない北欧ホラーです。
番組ではみなさんからのメッセージをお待ちしています!
観に行かれた映画の感想などもお聞かせください♪
FAX:06-6832-8370 E-mail:nocorin@senri-fm.jp
蕭秀華のちょっといいcinemaにのせて every Saturday pm3:00-pm4:00 O.A