今週もお聞きいただきありがとうございました。
今日、2月10日は旧正月です。
旧暦文化が残っている沖縄県では、旧正月の行事が執り行われます。
糸満市の公設市場は昨日、お正月の飾りや食材を買い求める人で賑わいました。
また、糸満漁港では今日、停泊中の漁船に豊漁や航海の安全を願う
色とりどりの大漁旗が掲げられました。
今週は作詞家・音楽プロデューサーで、
沖縄市 久保田にあるキャンパスレコードの経営者
ビセカツこと備瀬 善勝さんが初めてプロデュースした
1975年のアルバム「KOZA’75」を紹介しました。
<KOZA’75 ジャケット表>
<KOZA’75 ジャケット裏>
今日はこのアルバムの中から、
黒川修司さんの「夕闇バンドのロックンロール」「十九の春」
恩河源司さんの「三つの写真」をお送りしました。
これは1974年に発売されたEP盤の「十九の春」です。
よく知られている民謡の十九の春とは歌詞が変えてあり、
爽やかな曲調になっています。
備瀬 善勝さんは、ネーネーズの作詞もされています。
先週の放送で備瀬さん作詞の「あめりか通り」をお送りしましたが、
今週はアルバム「明けもどろ」に収録されている人気曲
「翼を休めに来ませんか」をお送りしました。
「この『沖縄本』がスゴい!」という賞をご存知でしょうか。
このミステリーがすごい!・このマンガがすごい!などと同じように、
本に対して贈られる賞で、「沖縄県内出版社発行のお薦め本を選ぶ」というものです。
2019年から行われていて、第1回は海野文彦さんの
「おきなわ懐かし写真館 復帰前へようこそ」が選ばれました。
昭和30年代~42年頃の沖縄の姿を
「子ども」「暮らし」「交通」の3つに分けて掲載しています。
この本を、豊見城市のFMとよみ 安慶名雅明社長が
ご自身の番組で朗読されています。
番組は月曜~金曜の朝7時から。
インターネットで聞けますので、ぜひ聞いてみてください。
「この『沖縄本』がスゴい!」はこれまでに5回行われています。
写真は1回~4回の受賞本です。
2023年の第5回は、沖縄の行事に欠かせない料理の作り方をまとめた1冊
「家庭でつくる沖縄行事料理とふるまい料理」が選ばれました。
代々受け継がれてきた「島の味」が誰でも気軽に作れるようになっているそうです。
沖縄県では、創作そばのお店が増えています。
話題の新店舗を2つ紹介します。
<沖縄そば「パパイヤとスブイ」>
那覇市松尾にあります。
最寄り駅は「県庁前駅」です。
店名のパパイヤとスブイ。
スブイは冬瓜です。
店内には小学校や中学校で使われるような
椅子とテーブルが置かれています。
「パパスブそば」
パーソナリティー 右見さんの携帯です。
次に、紹介するのは「うちなーナポリタン赤ショウビン」。
那覇市久茂地にあります。
沖縄そばを使ったナポリタン専門店。
宮古島の麺、ポチギ(ポルトガル風ソーセージ)、
沖縄の玉子にチェダーチーズが使われています。
ナポリタンはケチャップで味付けをしますが、
かつては沖縄風焼きそばは、ケチャップ味だったということをご存知でしょうか。
現在では、ソースやしょうゆ味の焼きそばを食べる方が多いことから、
味付けが選べるお店もあります。
ナポリタンには喫茶店のイメージがありますが、
デカ盛りで有名な喫茶店と言えば、
那覇市久茂地の「喫茶クリスタル」。創業は1995年です。
これがデカ盛りナポリタン&ハンバーグ定食。
ナポリタンとハンバーグもたっぷりありますが、
ご飯と味噌汁もついています!
落ち葉に対する近隣からの苦情や病害虫対策などのため、
枝葉をばっさりと切り落とすことを強剪定と言います。
以前に強剪定された街路樹の話題を取り上げましたが、
その際に、那覇市開南バス停のトックリキワタの
強剪定についてもお伝えしました。
その後、木はどうなるのかと思っていましたが、
1月8日に見に行ったところ、剪定に耐えて咲いていました。
〈今週の曲〉
M1 夕闇バンドのロックンロール / 黒川修司
M2 十九の春 / 黒川修司
M3 三つの写真 / 恩河源司
M4 翼を休めに来ませんか / ネーネーズ
M5 打ち明き小 / 仲田正江
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい!!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00~14:30放送中!