今週もお聞きいただきありがとうございました。
沖縄では雨が少なく、水不足が心配されています。
玉城デニー知事は昨日「沖縄を訪れる観光客を含め、
節水に協力をお願いしたい」と呼びかけました。
今後もダムの水位の低下が続いた場合、
4月中に断水を行うことも想定しているそうです。
今月はこれまでに「今月の歌」として紹介した曲を
ふり返っていきます。
今週は沖縄を代表する作曲家・普久原恒勇さんが生み出した名曲
「普久原メロディー」をお送りしました。
お送りした曲は全て普久原恒勇さんの活動50周年を記念した
トリビュートアルバム「普久原メロディー」に収録されています。
1曲目は比嘉栄昇さんが歌う「うたがうまれる」。
沖縄へいこうのエンディングテーマとして毎週かけていた曲です。
2曲目は下地勇さん・内田勘太郎さんが歌う「ジントヨーブルース」。
オリジナルは伊波智恵子さんとホップトーンズです。
3曲目はjimamaさんが歌う「草まくら」。
オリジナルは伊波千恵子さんです。
4曲目はディアマンテスが歌う「ヘイ!二才達」。
オリジナルはホップトーンズです。
先日より、沖縄旅行へ行く方におすすめしたい
「琉球八社巡り」を紹介しています。
琉球八社とは、琉球王国があった時代に
王国より特別な扱いを受けていた八つの神社です。
那覇市内に6社、宜野湾市に1社、金武町に1社あります。
先週は八社のうちの1社「沖宮」を紹介しました。
沖宮がある奥武山公園は、現在は橋や埋め立てにより陸続きになっていますが、
かつては島だったため、歩いていくことはできませんでした。
今週は、埋め立ての変遷を紹介します。
これは琉球王国時代の地図。
奥武山が島であったことがわかります。
琉球王国時代の奥武山は美しい景勝地。
江戸時代には、葛飾北斎が琉球八景の一つ
「龍洞松濤(りゅうどうしょうとう)」として描いています。
雪景色は葛飾北斎の創作です。
<落平(ウティンダ)>
湧き水から引いた井戸のことを樋川(ヒージャー)と言います。
落平は奥武山に向かい合う小禄の垣花にあった樋川跡です。
那覇は周りを海に囲まれているため、井戸水は塩分が多く
飲料には適さなかったことから湧水を得るために設けられていました。
現在は水量は減少し、岩肌からしみ出る程度になっています。
<赤畑(アカバタキー)>
かつて那覇港の奥に広がる入江(漫湖)に突き出ていた小丘のあった場所です。
沖縄戦後、急激な人口増加に対応するため、
ここから南東側に広がる兼久原地先一帯を埋め立て、
工場用地・宅地として区画整理しました。
<鵝森(ガーナムイ) >
現在は地続きになっていますが、かつては、国場川河口にある小さな島で、
奥武山から鵝森にかけての景色は、名勝として知られていました。
奥武山付近の空撮写真です。
<1944年>
<1945年>
<2010年>
昔の様子を思い浮かべながら、
那覇をまちまーい(街歩き)してみてはいかがでしょうか。
青い色が印象的なヒスイカズラ。
例年1月下旬頃から咲くことが多いのですが、
琉球新報に、今年1月8日に東南植物楽園で咲く
ヒスイカズラの写真が掲載されていました。
ヒスイカズラの柄のポシェットもあります。
これから咲きだすのはデイゴ。
3月7日の沖縄タイムスに石垣島で撮影されたデイゴの写真が
掲載されていました。
デイゴは初夏の到来を告げる花で、平年よりやや早い開花でした。
国際通りに出店するのはユニオンではなく「ロピア」でした。
フレッシュプラザユニオンの野嵩商会とディスカウント食品スーパー・ロピアを運営する
OICグループが協業し、ロピア初のフランチャイズ展開とします。
開業は3月25日で、県内進出は初めてです。
〈今週の曲〉
M1 うたがうまれる / 比嘉栄昇
M2 ジントヨーブルース / 下地勇、内田勘太郎
M3 草まくら / jimama
M4 ヘイ!二才達 / ディアマンテス
M5 なつかしの琉球 / 伊波智恵子
番組では、皆様からのメッセージをお待ちしています。
ぜひ、お寄せ下さい!!
FAX:06-6832-8370
E-mail :nocorin@senri-fm.jp
『沖縄へいこう』
毎週土曜日14:00~14:30放送中!